日 | 都市名 | 交通機関 | 時刻 | コース内容 | 朝 食 | 昼 食 | 夕 食 |
5 | インターラーケン | 専用バス | 午前 | 登山列車にて標高 3454m ユングフラウヨッホへ。
ヨーロッパ最大のアレッチ氷河の壮大な曲線、眼下に広がるアルプスの峰々、 雄大な景色が織り成す自然のシンフォニーを満喫してください。 |
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グリンデルワルド | |||||||
登山列車 | |||||||
クライネシャイデック | |||||||
ユングフラウヨッホ | |||||||
クライネシャイデック | |||||||
午後 | |||||||
ラウターブルンネン | |||||||
専用バス | その後、山岳リゾートの美しい街、ツェルマットへ。
ツェルマットでは、電気自動車または徒歩にてホテルまでご案内します。 (排気ガスを出す車はツェルマットまでは入れません。)(走行距離:106km) | ||||||
テーシュ | |||||||
鉄道 | 夕刻 | ||||||
ツェルマット |
6時起床、6:45朝食、7:20出発。添乗員さんに毎回言われたのだが「明日が一番早いです」それを毎日更新してるんですが……(笑) でも、今回はほんとに急ぐ。なぜなら鉄道に乗るため。個人的には一番楽しみにしてた日です。
まずは、バスでグリンデルワルド(Grindelwald)へ。ここから ユングフラウ鉄道(JungfrauBahnen) に乗る。ちなみにハンスさんはまたホテルに戻るらしく、ラフな格好でした。 しばらく、降りてこないしねぇ。ちなみに、山から降りてくるのはこの駅ではなく、ラウターブルンネンという別の駅。
駅に着いてまず驚いたのは、改札口が無いこと。切符売り場はありましたけどね。 道路から直接ホームに入ることができました。そのホームも軌道と同じ高さで、みんな平気で軌道を渡ってました。 日本だと怒られるんですけどねぇ。それから、これから乗るのはアプト式(急勾配を走る鉄道で使われる。 通常の線路に加えて、中央にギザギザの線路を持ち、車両にある歯車とかみ合わせて走る。)なんで、 当然アプトレールもありました。団体客は事前予約が必要らしいんですが、車両にははじめから "Reserved"(ドイツ語でも書いてあったけど忘れた。動かすとその表示は無くなる)という板がすえつけてある。 で、その横には、団体グループ名(阪急は"Kuoni"という旅行代理店を利用しているのでその名前)と 人数、ユングフラウ鉄道での予定(何時にどこからどこに行くとか)の書かれた紙が板につけて掛けてありました。
編成は2両編成(だったと思うけど。要確認)。日本では考えられないですけれども、こちらの登山列車、単線区間に同一方向に列車が同時に走ります。 つまり、乗り切れないのならば、もう1編成続けて走らせちゃえ、というやり方。1閉塞に1列車という常識は通じません。 ちなみに先頭を走る2編成は団体客用だったんですが、発車時刻より前に出発してしまいました。 確かに乗っちゃえば、走らせてかまわないんですが。これも意外。
いったん山を降りて、Grund に停車。ここはスイッチバック駅になっていて、 ここから山を登り始めます。といっても、標高は既に943mなんですけどね。 この先、Brandegg、Alpiglen の駅に停車します。ハイキングコースの途中に駅が設定してあるみたいです。 まぁ、コースが先か、駅が先かはわかりませんが。走行中に車掌さんの車内改札。 こっちの車掌さんのパンチには、数字で番号が入ってて、丸い穴と一緒にその数字が刻印される仕組み。
クライネシャイデック(Kleine Scheidegg)に到着。標高2061m。すでに1000m登ったことに。 でも、陽射しが強く、「ちょっと暑いかな」くらいでした。 ここは、今来たグリンデルワルドとユングフラウヨッホ、そして帰りに行くラウターブルンネンへの 接続駅です。ここでは、とりあえず集合写真を撮るだけ。といっても、阪急が用意したものではなく、 地元の人みたいです。今撮って、山から下りてきたときに販売するということでした。 山岳救助に使われる犬(犬種、忘れたっ。出てこん。)を中心にして撮る。 「そんなに犬を囲まないで、みなさんが写りませんよ」って注意されてしまう(笑)
そして、ユングフラウ行きへ乗車。やっぱり定刻より早く出発。予約でない車両が最後に定刻に出発してるみたいでした。 で、最初の駅、Eigergletscher の到着。駅に犬が…。山岳救助犬が6頭位、山岳救助隊の人と乗ってきました。 といっても車両の端の荷物室みたいなところにですが。扉を開けると同時になだれ込む犬(笑)
ここを出るとすぐにトンネルに入ります。アイガー(Eiger)北壁の下を通っていくのだそうです。 しばらく走って、Eigerwand に到着。と言ってもここは駅ではありません。展望台です。 青函トンネルの海底駅みたいに見学のみです。最もこっちは見学料不要ですが。 さっきの北壁をくりぬいてできてます。全員が乗ると発車。もう一つ Eismeer というところも同じです。 2ヶ所で外が見れるということになります。
ふとおもいだしたけど、クライネシャイデック-ユングフラウヨッホ間の鉄道の車内アナウンスは、 ドイツ語、英語、フランス語、日本語、韓国語と多彩です。もしかしたら他の言語もあったかもしれません。
そしてユングフラウヨッホ(Jungfraujoch)に到着。展望台の地下に駅があります。 エレベーターで駅展望台へ。ここでいったん集合。ここでは大きく分けて「氷の宮殿を通って雪原に出る」ことと 「スフィンクス展望台」ことができる。ただし今回は『それほど時間が無いので一方しかできない。 急げば両方見ることもできるが、走ったり、大声を出したりすると、空気が薄いので気分が悪くなる可能性がある。』 とのこと。とにかく雪に触りたかったので、「氷の宮殿を通って雪原に出る」ことを選択。
氷の宮殿は氷でできていて、「氷河をくりぬいたのかなぁ」という感じ。とにかく冷たかった。 雪原ではとにかく遠くまで見えたのが印象的。そびえ立つ山もきれいだったし。でも、とにかく寒い。 15分くらいいたのかな。来た道を通って、駅展望台へ戻る。
とりあえず、売店へ。ユングフラウ鉄道のロゴが入ったキャップが欲しかったんだけど、 売店にあまりに人が多かったので、「クライネシャイデックで買えばいいかぁ」と思って買わなかったけど、 これがまたはずれ。クライネシャイデックでは売ってなかったのでした。
食堂にいくと、添乗員さん発見。インスタントラーメン食べてる。「もうすぐお昼じゃないんですか?」 って聞くと、「そうなんだけど、おなかすいちゃって」見慣れない水を持ってる。 「これ、ガス入り。飲んでみる?」と言われて飲んでみたけど、あまりなじめなかった。 あっちには炭酸入りの水が売ってます。殺菌作用があるので体にはいいと言われてるそうです。 「ガスなし」の普通のミネラルウォーターも売ってるんですけど。 ちなみに水を買う時に何も言わなければ「炭酸入り」の水が出てくることがあるので、 『買うときには「バッサー、ミット、ガス」(ドイツ語)というか「ウォーター、ノーガス」と言え』と言ってました。 ちなみにドイツでもスイスでもフランスでも「valvare」はほとんど目にしませんでした。 「evian」はあるんですけどねぇ。「valvare」の方が好きな私にはちょっとつらかった。 でも、この2つ同じフランスのメーカーらしいです。
添乗員さんが食べてたインスタントラーメンは、韓国製。 キムチラーメンみたいな感じ。父親もインスタントラーメン買ってきたので食べさせてもらうとかなり辛かった。 弟は添乗員さんお勧めの「ホットココア」。こっちはおいしかったです。 ちなみに、それを見たグループの他の人もラーメンを買い始めたんだけど、それを見て 「もうすぐお昼なのになぁ」って添乗員さんが言ってました。あなたが食べるからでしょ!
集合して再びユングフラウヨッホ駅へ。同じ鉄道に乗ってクライネシャイデックに戻ります。 帰りは途中の展望台には止まらずに一気に降ります。Eigergletscher は駅なんで止まりますけどね。 登りの時は気づかなかったんですが、2ヶ所の展望台で列車交換(単線区間で駅等で上下列車がすれ違うこと) を行っていました。Eigergletscherの少し手前に鉄道の資材置き場みたいなところがあったんですが、 そこで止まってそこにいた保線員らしき人を乗せてました。
再びクライネシャイデックへ。ここで昼食。大きなテントの下で食べる。 「この時期だけテントをたててやってるみたい」って添乗員さんが言ってました。 昼食をさっさと食べてさっき言ったキャップを探すために相当お店を回ったんですが、見つけられませんでした。残念。 であきらめて、駅の探索。駅員室みたいな所にはダイヤグラムが置いてありました。1分目みたいでした。 欲しかったなぁとか思いつつ。
さっきも言ったけど、複数編成が同時に走るので、この鉄道では何番線という概念がないみたい。 この駅では、駅舎が中央にあって、そのユングフラウヨッホ側が Side A,B でユングフラウ行、 駅舎の反対側が Side C,D,E で グリンデルワルド行とラウターブルンネン行。 グリンデルワルドに近いほうが Side C、ラウターブルンネンに近いほうが Side E でした。 図で見てもらったほうが分かりやすいかな。
今度はラウターブルンネン(Lauterbrunnen)へ下る。途中4つの駅に止まってゆっくりと降りていく。 雪解け水が滝のように落ちている場所が何ヶ所もあった。まぁ、これはスイス国内各地で見られるようですが。 途中の駅で列車交換のため、駅に止まっている時に弟が面白いことを発見。そこは私鉄だけれども、 例のスイス国鉄仕様の時計が駅にあったんだけれども、秒針が0秒に戻るといったん秒針が止まり、 その間に分針が進むようになっていた。今まで見たこと無いぞ。
ラウターブルンネンに到着。ここからはバスでツェルマットへ向かう。 しばらく走って、駅へ到着。ツアーパンフレットには載ってないので駅名は分からないけど。 実はここから、バスごと列車に乗ります。15:40発に乗る予定だったらしいが、 鉄道車両側がバスに対応していなかった為、16:00発に乗ることに。 山を貫通する鉄道トンネルがあるんですが、そこに乗用車、バスが乗れる貨物列車みたいなものを 走らせているのでした。しかも、無料だったりします。誰も改札してませんでしたから。 青函トンネルでもできたら面白いのに。掲示によると20分ごとですが、反対側からの利用者が多く (日曜日だったので家に帰る人が多かったらしい)、10分ごとの運転みたいでした。 こっちからは何も乗せないで走る列車があったし。ちなみに人もそのまま乗用車に乗ったまま、走ります。 なかなか変な感じです。
列車自体は両側の先頭に機関車があり、その次の車両は乗用車が乗降するための車両で、 両側の仕切りが可動式になっていて、ホームと鉄道車両との橋になります。 その中間は、乗用車が乗るところ。両側にキャリアカー(乗用車を2段に載せられるトラック)みたいな 鉄の柵みたいなのがあります。そして、機関車以外の車両間には乗用車が ずっと進めるように渡し板がしてあります。なので乗用車は、最後尾の鉄道車両から乗車し、 前に詰めれるだけ詰めて停車。駅に着いたら、先頭の鉄道車両から次々に降りていく形になります。
10-15分程度で反対側の駅に到着。山を越えると1時間は軽くかかると言ってましたから、 相当楽なんでしょうねぇ。ここからはひたすらバスを走らせ、テーシュ(Tasch)という駅に到着。 ツェルマット(Zermatt)には排気ガスを出す車両が入れません。なので、ここからは ツェルマット鉄道(Zermatt-Bahn、でも地図には BRIF-VISP-ZERMATT ても書いてある。)でツェルマットへ向かう。
ハンスさんはここでひとまずお別れ。バスと一緒に一人でテーシュに泊まるということでした。 ちなみにスーツケースもバスに置きっぱなし。必要な荷物だけ各自で持っていくよう、前日言われていたのでした。 ツェルマット鉄道は20分間隔で運転されてました。ここは人が改札してましたね。 15分ほどでツェルマットに到着。出口での集札はありませんでした。 ツェルマットでは電気自動車が走ってるんですが、大きさがゴルフカードを一回り大きくしたような 感じのもの。ここでしか使わないからでしょうけど、手作りという感じの自動車でした。
駅から少し歩き、教会のわきから曲がって川に出ると、マッターホルン(Matterhorn)が見えました。 パラマウント映画の最初に出てくる例の山だと思うんだけど。 ちょうど逆光になってたので、添乗員さんは「明日朝撮った方がいい」って言ってましたけどね。 川のところで二手に分かれる。また少数派のグループ。今回は僕たち3人ともう一組の4人の7人でした。 "Hotel Albana Real" という、地図によると4つ星のホテル。カードキー方式なんだけど、 カードを近づけるだけでカギが開く。でも開いてるのは2秒くらいかな。かなり早かったです。 中に入って驚き。狭いながらも2部屋、寝室と居間に分かれてるんです。 "Rent for Playstation"ていう掲示があったのは驚き。1晩で20SFrだったので、 1400円前後でしょうか。1週間で120SFrって書いてあったので、長期に泊まる人も多いのかもしれない。
とりあえず部屋に荷物を置いて夕食。今回はホテルの中ではなく、街中のレストラン。 "ASCOT Zermatt" かな、もらってきたカード(右のやつ)によると。 全員がここで食べるらしいけど、まだ別のホテルに泊まるもう1グループが来てなかったりする。 実は全員で食べる夕食はこれが最後だったんです。明日はTGVの中で弁当、あさってはパリで自由行動、しあさってはもう飛行機ですので。 どうやらここのレストランを借り切ってたようで、このグループだけでした。 シェフも時々表に出てきて、食べ具合(?)を見ながら料理をしているようで、おいしかった。
デザートを食べてとすぐに町に出た。例のスイス国鉄の時計を探すため。 しかし、ツェルマットのお店、日曜日は18:30で閉店するところがほとんどで、 どこも開いていなかった。平日でも10:00-12:00,14:00-20:00 でしっかり昼休みとるし。 開いているのはレストランやカフェだけでした。でも時計屋さんを発見。 例の時計のポスターが張ってあるところを見ると、売っているようです。 というわけで、今回は何も買わずにホテルへ。 途中でインターネットカフェがありましたよ。入りませんでしたけどね。 多分日本語のフォント入ってないでしょうし。
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