日 | 月日 | 都市名etc | 交通機関 | 時刻 | コース内容 | 朝 食 | 昼 食 | 夕 食 |
3 | 5/25 (金) | ローテンブルグ | 専用バス | 午前 | 城壁や赤い屋根、石畳など中世の町ローテンブルグの散策をお楽しみください。 | o | o | o |
ディンケルスビュール | 午後 | ロマンチック街道をドライブ、ディンケルスビュールの観光にご案内します。 | ||||||
ヴィース教会 | その後、世界遺産ヴィース教会へご案内します。 | |||||||
フュッセン | 夕刻 | 観光後、ロマンチック街道の終点の町フュッセンへ。 (走行距離360km) |
6:30起床。父親は既に散歩に行ってた。7:00から昨日と同じレストランで朝食。 ちなみにスーツケースは朝食の時に出すというのはここから先、一緒です。 向こうのパンって固い。朝は「火を使わないでできるようなもの」が多いのだそうだ。 ちなみに朝食ではほとんどコーンフレークとデザートばかり食べてたのは、僕です(苦笑) パン、苦手なんだもん。
8:15出発。といっても午前中はローテンブルグ散策なので、小荷物もホテルに預けて、のんびり歩く。 はじめに、町のはずれの公園、といっても日本と違って、緑豊かなところです。花壇の手入れもしてあったし。 その入り口に見張り台があったりするところが、中世都市らしい。 そこに来て、実はこの街は高台にあるということに気づく。見晴らしはすごくよかった。 地元の人も散歩にきてたりした。
で、この公園を出ようとして、父親と弟がトイレに行きたいと言い、行ってしまう。
公園の入り口で一人うろうろしているところを添乗員の中岡さんに見つかり話すと、
中「じゃぁ、11時(だったと思うんだけど)に市庁舎でからくり人形が動くので、その時までに市庁舎にきてください。」
僕「あ、はい。あ、次はどこに行くんですか?」
中「えっと、セントヤコブ協会に行きます。でも自由行動されていいですよ」
団体行動中に早くも別行動(笑) 飛行機の中で席を替わってもらったといったが、
あの時に父親は添乗員と既に仲良くなっていたらしい(笑)
中岡さんとは結構仲良くなるのだが、この頃はお互いまだ丁寧(笑)
とりあえず、追いかけるのかと思ったら、中岡さんが薦めていたローテンブルグの地図(3.50DM)を 買って3人でうろうろする。のんびりと市庁舎まで来たところでグループを発見、追跡。 免税店に入る。ここからは全員自由行動。再び中岡さんお勧めの Michelin の道路地図を買う。 これが意外と後で役に立つ。 中岡さんは日本で絶版になっているドイツの観光ガイド(たぶん、この本。既に絶版)を買ってた。 結構分厚い本で、「添乗員さんには便利だろうな」てな感じの本。 あとは、いとこのお土産にハンドタオルみたいなのを買った。ちなみにここは日本人向けのお店なんだけど、 日本の観光地みたいにどの店も同じ値段ということはないことが判明。さっきの地図が4.00DMだったので。 しばらく歩いたところにあった書店では2.50DMだった。
ここで地図を父親から奪い取って(笑)、一人で街の散策。さっき素通りした「セントヤコブ協会(St.-Jakobs-Kirche)」 を見て、さらにもう一つの教会「Franziskanerkirche」に行く。この二つの教会、歩いて5分も離れてなかったりします。 さらに崖に近い通りから先程の公園に行くと、父親と弟を発見。結局打ち合わせもしないのに合流。
3人でセントヤコブ協会へ。今度は中に入ってみる。入場料 2.50DM。古いけども、神秘的な感じ。 パイプオルガンを見たのはここだったかもしれない。 よく覚えてないんだけれど、教会でのコンサートのパンフをもらってるから、たぶん。 あと2日ずれてれば、コンサートが見れたのにと父は言っておりました。 そして市庁舎(Rathaus)前のマルクト広場(Marktplatz)へ。広場には果物売りの屋台?が出ていた。 まだ時間があるので、そこでジュースを買う。「にマルク」と笑顔で日本語で言われ、ちょっとうれしい気分。 市庁舎の石階段に座って、時間を待つ。
ここの人形は単純で2人しか出てこない。ローテンブルグに攻め入った将軍と市長の二人である。 宗教戦争で攻め入った将軍に対して、宗教の受け入れと引き換えに、街と市民の安全を求めた市長に対して、 将軍がビールの一気飲みができたらそれを認めると言うので、市長は一気飲みし、町を守ったと言う話の再現だそうだ。 最もビールの量は相当多く、直後の市長は一人で立てなかった(歩けなかった、かも)らしい。
人形劇を見て、ホテルによって、駐車場へ。ロマンチック街道に入り、ディンケルスビュールへ。 ロマンチック街道は"Romantische Strasse"と書くのだが、その標識のいくつかには 「ロマンチック街道」と日本語で書かれてたりする。あれを見るとアメリカ人は怒るのだそうだ。 「何で日本語で書いて英語で書いてないんだ」と。 添乗員さんも「何か雰囲気が壊れる気がする」なんて言ってました。
ディンケルスビュールへ到着。他のツアーではローテンブルグで昼食を済ますので、 ここにはあまり来ないという話だった。 またも城塞都市で城壁に囲まれている。駐車場は町の外。 城壁の周りを川が流れているせいか、城壁はローテンブルグほど高くはなかった。 その川では子供たちが泳いでたりした。結構暑かったしね。この街の建物は比較的新しい感じで、 町全体がきれいだった。この街で昼食。お店自体は地下にあって、「ワインの貯蔵庫だったんじゃないかな」 なんて話す。食事の後はわずかだが、自由行動。父親はこの頃からデザートを食べずに散策に行くようになった。
わずかな自由行動を終えて、再びバスへ。再びロマンチック街道に入り、ヴィース教会へ向かう。 途中から山のような地形になり、バスは少しずつ登っていくようになった。 添乗員さんも言っていたが、このあたりになると、ドイツでも、スイスのような風景。 実際にはスイスの風景とはだいぶ違ったんですが、日本人がイメージするスイスのような風景。 そばに座ってた人は「ハイジが出てきそう」なんて言ってましたが、まさにそんな感じ。 酪農が中心となっている地域でした。
バスの中で添乗員さんが話してくれたんだけれども、ヴィース教会をツアーで回るようになったのはつい最近のことで、 世界遺産に登録されてから。添乗員さんもここは初めてだそうだ。で、なぜこの教会が有名なのかと言うと、 「昔この付近の村にあったキリスト像が涙を流した。それを聞いた信者たちがそのキリスト像のところに訪れるようになったのだが、 病気が治ったり、不幸な出来事がなくなったりした。それで信者たちがここに教会を立てたのだけれども、 その教会の話が伝わるにつれ、訪れる信者も増え、教会をその規模にあうように改築をしていった。 そうしているうちに、今のようなきれいな教会になった。」ということらしい。今でもヨーロッパ各地から信者が来るとのことだった。
かなり山を上って(と言ってもそれほど急ではありません。緩やかな坂がずっと続いている感じ。)、ヴィース教会に到着。 かなり寒く、持っていっていたジャンバーを着てバスから降りる。教会の周りの草原には金網がしてあって、 なぜか、やぎや鶏が放し飼いされていた。とりあえず、教会に入ると、ちょうどミサがあってました。 そういえば、鐘が鳴ってたっけ。ミサがあっている間は、写真をとったり、教会内を歩き回ったりしないのがマナーなんだそうです。 ミサが終わるのを待って、教会内を見学。ドイツでも結構日本語のパンフレットが置いてあったりするんだけど、 ここにも置いてありました。もらわなかったけど。
一通り教会内を見学して、駐車場の土産物屋さんへ。 ついにバイエルンミュンヘングッズ発見。Tシャツなんですけどね。そのほかにバイエルン州のマークが入ったTシャツも発見。 でもいずれも買わず。いろいろ迷ったんだけどねぇ。実はクレジットカードを使うつもりであまり現金を持ってなかった、というか、 DMに替えてなかったので。実際は結構使います。「余ったらもったいない」と思うのが普通なんだろうけど、 やっぱり多めに持ってたほうが便利です。でも、もうすぐユーロになってしまうので、この心配も減るのかもしれません。 スイスは参加しませんけどね。
ここからはひたすらフュッセンへ、と思っていたのだが、道路標識と違うほうに行っている。 「なぜ?」と思っていたら、町に近づいてから添乗員さんから「連絡していましたように、ここは当初の予定と違うホテルに 泊まります。場所もフュッセンではない」と伝えられる。都市名は忘れた。家に帰れば、道路地図があるから、調べてきます。 かなり長い都市名です。
(7/4 補足)ここで泊まった町は "Garmisch Partenkirchen"。読み方は「ガーミッシュ・パーテンキルヒェン」だったかなぁ。 「ガーミッシュ・パルテンキルヒェン」だったかもしれない。道路標識には "Garmisch Part." なんて省略されてたし。
この町自体は平地(といっても町自体の標高はかなり高い)なんですが、ホテルは山の中腹ほどにありました。 というわけで盆地を眺められるホテルだったんですが、これが翌朝見せてくれます。 ちなみに、ここのホテル、廊下がセンサー式でドアを開けたり、歩いたりすると廊下の電気がつき、 しばらくすると消えるという仕組みでした。
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