ドイツ/スイス/パリの旅

その2


May/24/2001 (Thu)

月日都市名交通機関時刻コース内容


25/24
(木)
フランクフルト 専用バス午前バスにてリューデスハイムへ ooo
リューデスハイムリューデスハイムよりライン河クルーズをお楽しみください。
ライン河クルーズ
専用バス
ハイデルベルグ午後その後、ハイデルベルグ市内観光 (ハイデルベルグ城 等)
ローテンブルグ夕刻観光後、古城街道をドライブし中世都市そのままのローテンブルグへ。
(走行距離316km)

スーツケースをドアの外に出して、地下1階のレストランでバイキングスタイルの朝食。スタッフからは英語で案内される。 意外と英語で返せなくて、うなづいたり、首を振ったりして意思を伝える(泣)

ウエイターさん
"Would you like coffee ?"
えっと、どういえばいいんだっけ?(少しパニック状態) 首を左右に振る(泣) あ、そうか、"No, thank you."て言えばよかったのか。

みたいな(笑) ヨーロッパってのは、野菜がほとんど出てきません。 食事でサラダがあったのも、ここだけだったような気がする。

食事を終え、部屋に戻って、忘れ物がないか確認して集合場所へ。全員集まってから、バスに乗る。 運転手はハンスさんというドイツ人。ちなみに、このバスは昨日のとは違うんですが、なんと、ジュネーブまで ずっと使うし、運転手さんもジュネーブまで来るのだった。後で知ったけど、ハンスさんはミュンヘン郊外に住んでるらしい。 あちらではミネラルウォーターを飲むのが普通らしいけど、バスに冷蔵庫がついてて、 その中に 大量の evian 500mm PET-bottle が入ってました。1本2DMで売るとのこと。 結構利用しましたね。土産物屋さんなんかでも売ってるんですけど、高かったりするんですよね。

ホテルを出てほどなくして、アウトバ−ンに入る。添乗員さんの話だと、道路わきに130と書いてある (日本の最高速度の標識と同じ)のは、最高速度ではなくて推奨速度らしい。ちなみにバスやトラックは最高速度100キロと決まっているそうだ

ひたすら北西に走って、リューデスハイムへ。ここでいったんバスを降りて、船に乗ってライン河クルーズ。 ツアー客が多いらしく、船の乗り場の周りにはバスが多かった。少し歩いて、船の乗り場へ。

添乗員さん曰く、「どちらも風景としては変わらないんですが、ローレライが右側に見えるので、 どっちかと言われれば、右側に乗ることをお勧めします。」と言われたので、とりあえず右側に乗ろうとするが、 すでに空いてない。そこでレストランに入って座席を確保。結局ペプシを飲んで景色を楽しむ。 ライン河ってのは、両側はすぐ山みたいになっていて、渓谷みたいな感じ。その谷底に川が流れていて その両側に人が住んでいる(住んでないところも当然あるけど)ような感じ。その山の上には、 古い城があったりした。川のど真ん中にも1個あったけどね。 不思議なことに、両岸にそれぞれ鉄道が走っていた。これは目的地に近づいてから気づいたんだけれども、 ライン河には橋がなかった。少なくともクルーズで乗った範囲には。船を下りた場所には、 車ごと乗れるような船が渡し舟をやってましたしね。

ちなみに船内では、ドイツワインを売ってる日本人がいました。「ドイツから輸出するかたちで自宅にお届け、 関税はかからない」とのことでした。まぁ、関税は最初から込みだったのかもしれませんが。 その売り子さんでかわいい女の子がいたのだけれども、 「大学生ですか?」「大学院生」「じゃぁ、年上ですね、私、今年短大を出て、すぐにドイツに来たんですよ」 みたいな会話を交わす。ちなみにその間ワインを試飲してましたけどね。ツアー客が多くて、僕たちみたいに若いのは 珍しいからかもしれない。ちなみに男の売り子さんもいたんですけど、船が着くたびに(路線バスのように 何ヶ所も乗り場に泊まってたんです)、日本人ツアーの人を対象に、「阪急交通社、添乗員中岡でお越しのお客様は次でお降りください。」 みたいな船内放送もやってました。ちなみにそれ以外の船内放送はドイツ語と英語でしたけどね。

「ローレライ」とかいうのをみる。サーキットで言うヘヤピンみたいに川が曲がっているところの内側にある岩のことを指すようでした。 そこで歌ってる人がいて、それを聞いているうちに船が転覆するみたいな昔話が残ってるらしいです。 個人的には「操船ミスだろ」みたいな感じ。 ローレライを歌った歌があるのも知ってはいるんですが、「それだけ?」というのが個人的感想。

船を降りる場所に着いて、船から降りる。そこでトイレにいったんだけれども、ドイツ、スイス、フランスでは 一部のトイレが有料になっている。扱いとしては管理する人へのチップとか管理費用になるとのことだった。 ドイツでは50ペニヒ、スイスでは50サンチーム(1スイスフランは100スイスサンチーム)、フランスでは 2フランでした。まぁ、フランスは場所によって多少違ったんですが。

それからしばらく、ライン河沿いを走り、ハイデルベルグへ。

ハイデルベルグでは、ハイデルベルグ城観光があるんですが、駐車場の予約時間が結構遅かったので、先に昼食。 ちなみに駐車場の予約は、ハンスさんがクルーズで先回りしている間にしたとのことだった。 新市街地にあるレストラン。「いつもだと旧市街地内になるんですけどねぇ」と添乗員さんは言ってた。 ちなみにハイデルベルグでは、路面電車とトロリーバスが走ってました。自動車はそれほど多くなかったです。 あ、でもハイデルベルグは学生の町って言ってたか。DB(ドイツ国鉄だったと思うけど今は民営化されてるかもしれない。 鉄道ファンの私はそのままDBと呼んでる)の駅には自転車が大量に止まってたし。

昼食を食べて、旧市街地をとおってハイデルベルグ城へ。山の上にあるため、駐車場が狭く、 個人の車は麓に置いてケーブルカーで移動で、バスだけ登れるらしい。ドイツの人はみんな運転が上手らしいのだが、 このバス駐車場でそれを実感するのだった。

ハイデルベルグ城はその地方の領主の城。世界大戦(1次か2次か忘れた)の時にフランス軍によって弾薬庫が壊されたらしい。 その旧弾薬庫は補修工事があっててみれなかったのだが、壁が4mある(あった?)らしい。ほかにも全体的にぼろぼろで何年計画で補修しているとのことだった ここの庭(?)からはハイデルベルグ旧市街が一望でき、結構眺めが良かった。 また城の地下には世界最大のワイン樽が置いてあり、その上に上ることができた。とにかく大きいの一言。

ちなみに「『地方の領主の城』って当たり前だろ」って思うかもしれないけれども、ライン河沿いの城ってのは、 ライン河を航行する船の積荷を通行料とか言ってピンはねする添乗員さん曰く「どろぼう貴族」の城がほとんどだそうだ。 ドイツでは、この「どろぼう貴族」と「地方の領主の城」の2種類があるってことだった。

ついでに、ドイツ語には城を表す言葉が"burg"と"Schloss"との2つあります。 前者はよく都市の名前の最後についてますが、都市と一体化したところにある城のことで、 後者は山城を指すことが多い、とのことでした。

その後、バスで旧市街地へ。町の中心に広場と市役所、教会がある典型的な中世都市。 広場には露店がでていて、いろいろなものを売っていた。でも、どっちかと言えば、観光客相手の土産物屋さん。 この後ドイツ各地で見るんだけれども、通りにまでいすとテーブルを置いてるカフェが多数。 「ドイツ語がしゃべれてたら入ったかもね。」とか思いつつ、旧ハイデルベルグ大学へ。現在は博物館とか言ってたかな。 それを外から見て免税店へ。そこからはしばらく自由行動だった。父は教会へ、弟は広場のほうへ。僕は免税店内を一通り見て、 結局広場のほうへ。サッカー関連のものを売っている露店があったのだけれども、個人的に好きなバイエルンミュンヘンの ものがなく、結局買わなかった。別の店で Williams F1 Team のキャップがあるのをみて、しばし不思議に思う。 「そのとなりに Ferrari があるのは、M. Schumacher がいるから分かるけど」とか思っていたら、 BMW Williams F1 Team と書いてあるのに気づいて「あっ、そっか」と納得。ちなみにバスはベンツ製のエンジンとか言ってた。 今考えたら、Ralf Schumacher も Williams だっけ。25DMで個人的に惹かれたのだが、結局買わずじまい。

ハイデルベルグを後にして、古城街道を通ってローテンブルグへ。 ちなみにこの古城街道とかロマンチック街道とかいうのは、第2次大戦後、ドイツ政府観光局が国外へ観光に行ってしまう ドイツ人に国内観光もしてもらおうと考え出したのだそうだ。添乗員さんも言ってたのだけれども、 少ないわけでもないが、普通の人がイメージしているほど頻繁には出てこないし、実際そうだった。

夕刻、ローテンブルグへ到着と思いきや、城壁が…。こちらも中世都市で旧市街地の周りには二重に城壁がある。 バスがぎりぎり通る高さ、かと思いきや、運転手さん、エアサスペンションの空気を抜いて車高を下げて通ったのだそうだ。 このエアサスのおかげでバスほとんど揺れません。今回のグループの中で酔った人いないんじゃないかな。 街中は当然狭いのですが、運転手さんは平気そうにホテルに横付け。ちなみに、駐車場が旧市街地にはなく (道幅があるところには路上駐車してありましたけどね)、城壁の外の駐車場までバスを置きに行ったらしいです。 それも、スーツケースを毎回ホテルの人と降ろすんだから大変だよね。

時間も結構なってたので(8時過ぎくらいじゃなかったかなぁ)、とりあえず、ホテルのレストランで夕食。 何食べたかは忘れた。あ、魚だった。いかにもラテン系という感じの明るいおじさんがいて、 "More fish ?" なんて聞いてたっけ。ここから先はいつでもそうなんだけど、 飲み物はツアー代金に含まれずにその場で払う。チップ代わりにもなってる気がするけど。

市庁舎の壁に時計があって、からくり仕掛けの人形があるんだけど、 夜9時からそれが動くというので、行ってみるものの、間に合わず。 夜の町を散歩するだけにとどまった。

ローテンブルグで泊まったホテルはかなり古い感じ。床が鳴ってたしね。 でも、ベットはエクストラという感じではなかった。 ここからいろんなホテルに泊まるんですが、石鹸が置いてなかったりしました。日本では考えられない。



TOP / 旅行 / ドイツ/スイス/パリの旅

prev / next


Valid XHTML 1.0

Copyright (c)2001 Yuuichirou Oka
[E-mail] avex-freak@ma1.seikyou.ne.jp
All right reserved. International copyright secured.